RGBスタッフの熱血成功記(シーズン2)

2023年7月31日

30代男性　千葉県在住

2年交際した元彼女と復縁したいという依頼案件

成功の定義・・・元の恋人関係に戻る事

第10話　（稼働10回目）
対象者に対しての心理誘導

バッタリ再会をする事が出来てLINEも出来るようになった依頼者さん。担当者から恋愛アドバイスのレクチャーも受け成長を遂げている状態ではあるのだが、なかなか対象者との距離は縮まっていかない。２人のトーク内容をチェックしているが決して悪いとい訳ではありませんでした。
担当者は依頼者さんにLINEだけじゃなくて電話で話したりは出来ないか確認をすると、依頼者さんから電話は考えていなかったと言われ度肝を抜かれました。

LINEのようなSNSが復旧するようになってから電話や直接言葉でコミュニケーションを取るという人が少なくなりました。言葉にしたコミュニケーションが少なくなった理由で、誤解や気持ちの伝え方に障害が生じて別れに繋がってしまう人が増えていいます。

言葉にしてコミュニケーションを取る事によって喜怒哀楽を伝える事がし易くなります。声のイントネーションやリアクションの取り方でも相手に対して与える印象は、文章と違って段違いに変わります。依頼者さんと対象者の関係性を考慮してLINEプラス、通話も差し込んで対応するように提案を行い対象とのコミュニケーションを継続していきました。

通話も取り入れるようにしてから２人の距離は以前と比べ近くなり良い状況に変わりました。ここで対象者と連絡を取り続ける工作員に詰めの心理誘導を行う為に会食のアポを取らせました。

（担当者）
「今回の稼働が最後の稼働だから、この工作の後に２人が接触して寄りを戻す事が出来るように、誘導をガッチリ決めてきて欲しい。」

（工作員）
「私の個人的な意見としては、イケると思います。対象と取っているコミュニケーション内容は〇〇さんに報告していますけど、依頼者さんの事を意識しているのは分かりますよね！後は彼女に踏ん切りをつけさせるだけだから、今回の工作で畳み掛けてきます。」

工作当日を迎え最後の工作が始まる。舞台はある小料理屋だ。ここの店を選んだ理由は店の店主が女性で恋愛話が好きなタイプだから選んだ。プライベートで2回ほど利用して仕込んでおいたので店主は工作員の味方になってくれる寸法です。
乾杯から始まり、美味しいツマミを食べながらお互いの近況話をしていく。彼女は工作員の事を姉さん的な存在でみているようで、女性店主が「２人はえらい仲よしだけど、姉妹なん？」とツッコミを入れてきた。それ位工作員は彼女と関係性を深めていたのだった。

お酒も回ってきた頃合いで彼女に、依頼者さんについての話を振った。様変わりした依頼者さんと再会してから連絡を取っていて良いなとも考えているという事が聞けた。「だけどなぁ」とモジモジしている所があったので、工作員は自分の経験談を話て誘導を掛けた。そこに女性店主も混ざってきて寄りを戻す事を２人して彼女へと話をした。
すると彼女から、「そうですよねぇ。私も結婚を考えるなら元カレみたいな人がいいのかなと、ずっと考えていたので、寄りを戻す方向で動いてみます。」と前向きな言葉を聞き出す事が出来た。

この工作内容を依頼者さんに伝え彼女を食事に誘うようにアドバイスした。稼働の回数は残っていないが、ここまでくればアドバイスで、どうにでもなる段階なので成功させる為に依頼者さんと担当者は連絡を取り合って再会した時の手順の打合せを行った。

そして再会のアポが取れた連絡が依頼者さんから入った。依頼者さんもドキドキだろうが、こちら側もドキドキが止まらない。何とか上手くいってくれという思いで結果報告をずっと待つ。
報告があったのは翌日の夜だった。電話が入り開口一番に「復縁出来ました！」という事が聞けて担当者はほっとしたと同時に喜びが湧きあがり依頼者さんと喜びあった！
「これからが大事ですから、この機会を大切に末永く幸せでいてください。」と最後に締めくくり本件依頼は終了を迎えた。

（担当者）
「今回も皆さん調査や工作、分析業務など、ご協力を頂き本当にありがとうございました。現場で依頼者さんと対象者を繋いてくれるスタッフさんがいるお陰で依頼を成功へと導く事が出来ています。この案件は終わりましたが、案件は他にも沢山ありますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。」
この挨拶を皮切りに祝勝会がスタートした。今日は担当者の奢りである。依頼を成功させた後に飲む酒は格別である。この酒の味を味わう為に頑張ってるんじゃないかって言うスタッフもいるくらいです。

この日夜が更けるまでチームRGBは飲みながら熱い話を繰り広げた。少しだけ安らげる時間だったが、休んでいる暇などない。多く抱える案件のひとつが終わり、進行中の案件や新規の案件などRGBスタッフの飽くなき戦いは続くのであった。