RGBスタッフの熱血成功記(シーズン2)

2023年7月31日

30代男性　千葉県在住

2年交際した元彼女と復縁したいという依頼案件

成功の定義・・・元の恋人関係に戻る事

第8話　（稼働8回目）
対象者と工作員の会食（自宅最寄り駅近所で）

前回、接触工作の成功を収め対象者とLINEの交換をした工作員は適度に対象者とLINEのやり取りを継続している。美容室の話やネイルの話、アーティストのGLAYのテルが好きな事もLINEのやり取りで分かった。お酒は嗜む程度と言っていたが、出身が東北地方の方なので以外と強そうな気がする。

10日間の間にソコソコやり取りする事に繋がった。「流石、元銀座のホステス」この工作員の手にかかると大体の人は心を許し、開いてしまう。ようやく対象者の早番上がりの日にアポが取れた！場所と時間の事を気にしながらLINEをしていると、時間は翌日休みだから、あまり気にしないで大丈夫らしい。場所は対象者の自宅最寄り駅の周辺で、工作員が予約する流れとなった。

（担当者）
「Hさん工作のやり取り本当にありがとう！依頼者さんとアドバイス契約のアドバイスで電話面談している時に凄くやる気を出してるし、ポジティブになって貰えているから助かってますよ。髪型を彼女の好みに仕上げたり、脱毛に通ったり、コミ症を改善するために先日は一緒に飲みに行ってきたんだけど、凄く成長している事が確認出来て担当者として嬉しい限りですよ。」

（工作員）
「そんな褒めたって何も出ませんよ（笑）私は自分の仕事が全う出来ていて嬉しいです！対象者の方ともに日に日に親密は関係になれているので、今回の会食で依頼者の事を聞き出そうと考えています。私の経験も差し込みながら会話をしていけば、自分の話もしてくれる筈です。ポジティブな内容にしろネガティブな内容にしろ心理誘導をかけて復縁に繋げていきますね。」

（調査員）
「俺は、別の客で入店して2人の様子を確認しながら工作員シーンを撮影する役目で対応しますね。」

工作稼働日の当日を迎える。日中昼休みに対象者と工作員がLINEでやり取りを行っていて時間は19時に駅で待ち合わせという事になった。対象者が気兼ねなく過ごせてメニューの選択肢も多い、食べログで評価点の高い大衆居酒屋を予約しておいた！ここの店は何気地元では有名なようだ。

18時30には最寄り駅の改札前で待機をしてした。45分頃だったか？開札から対象者が出てきた。工作員は対象者に「お疲れ様です！」と声をかけると対象者も工作員に「あっお疲れ様です！」と二人声を掛け合って合流した。雑談を交わしながら予約した見せに向かう。

予約していた居酒屋に到着して席に着くと対象者が「Hさん。私この店ずっと来てみたかったから嬉しいです！」とテンションを上げさせてくれる言葉をかけてくれた。
飲食の絡む工作でチョイスした店を喜んで貰えると本当に嬉しいものである。ある意味デートや接待に似ている感じなのです。この入口が上手くいくと大抵の工作は上手くいく事が多いです。

対象者はビールが苦手事を知っていたので、工作員は「私ビール苦手だからサワーでも大丈夫かな」って聞くと対象者も「私もビール苦手なんですよ（笑）生グレでも良いですか？」で乾杯は生グレで始まりました。
食事も対象者の好みに合わせながらオーダーをして、世間話をしながら飲みながら食事もしていく。工作員は対象者が少しずつ酔ってきている事を見逃さなかった！

頃合いを見て恋愛についての話を工作員は投げかけた。
（工作員H）
「私ねつい最近まで旦那と別居していたの？凄く旦那の事が嫌になってね…。だけど旦那が変わって私の事を迎えに来てくれて超反省して変わってくれた事が分かったから戻ったんだよね。〇〇〇さんは結婚とか考えてる人はいるの？」とボールを投げると…

（対象者）
「私あまり付き合った経験がないのと、少し前に付き合った人と別れたんですよね💦」対象者の本心が出てきた。
「凄く好きって気持ちは有ったのですけど彼は優柔不断で、結婚の事なんて全然考えていない人だったから頭にきて一方的に別れたんですよね…。」

その後工作員は対象者の愚痴や話をひたすら聞き続けた。凄く溜め込んだモノがあったようで、誰にも話をする事が出来なかったようです。友達も彼氏がいて来年には結婚するとか、子供が生まれる話題があったりで、自分の状況を切り出す事が出来なかったようです。
別れて1人になってみて寂しと後悔の念も出てきたとも言っていましたが、別れを告げた自分から彼に連絡したりする事は絶対にしないと頑なでした。

工作員は丁寧に対象者の思いの限りを聞いた後に、自分の経験談も混ぜた話をして対象者に心理誘導を行った。対象者は工作員の過去の会話を真剣に聞いている様子です。途中途中に質問を挟んでくる程、工作員の会話は対象者に刺さっている感じでありました。最終的に何かのタイミングで会ったり、よっぽどの事が有った時は考えてみるという流れになりました。また近く会食をするアポを取ってこの日の工作は終わった。

その日のうちに担当者へ対象者の気持ちや思いを伝える。

（工作員）
「依頼者さんに対して激しい怒りや恨みは無いと言っていたので、復縁のチャンスは多いに有ります。後は再会した時に、どれだけ以前と違う印象を見せる事が出来るかどうかです。

（担当者）
「酒飲み工作の長丁場、お疲れ様でした。工作での内容は良く分かりました。素晴らしい内容でしたよ。次回の流れについては、依頼者さんに報告する際に会議擦り合わせをしてから方向を決めさせて下さい。」

いよいよ大詰めを迎えてきたが次回はどんな展開がまっているのか？RGBスタッフの飽くなき戦いは続いていく。