これまで「お酒」と「財布」について、人柄が表れるポイントをお伝えしましたが、今回のテーマである「怒り方」もまた、その人の本性が明確に表れる行為の一つです。
恋愛相談やご依頼を受ける中で、喧嘩の原因や関係が悪化したきっかけをお伺いすると、多くの方が「一方的に怒ってしまった」「相手の気持ちを考えずに感情的になってしまった」と後悔されるケースが見受けられます。感情のコントロールができず、相手の気持ちを傷つけてしまうと、不信や不満が積み重なり、最悪の場合、別れにつながってしまうのです。
では、どのような「怒り方」が良くないのか、また、どのように改善すれば人間関係を円滑にできるのかをお伝えします。
目次(お好きな項目から読めます)
怒り方でわかる本性と性格
私たちは学校や職場、趣味のコミュニティなど、さまざまな場面で人と出会います。最初のうちはお互いに距離を測りながら接しますが、関係が深まるにつれて、相手の性格や本性が徐々に見えてきます。その中で、意見の食い違いや衝突は避けられないものですが、その際の「怒り方」こそが、その人の本質を映し出します。
たとえば、次のような怒り方をする人は要注意です。
- 自分が不利になると突然怒りだす人
- 常にマウントを取ろうとし、威圧的な態度で怒る人
- 思い通りにならないと拗ねて怒る人
- 相手が一生懸命やったことに対して、些細なミスを責め立てる人
このような怒り方をする人は、日常生活でも「自分中心の考え方」が根本にあるため、一方的に怒ってしまいがちです。よく「普段は優しいけど、怒ると別人になる」と言われる方がいますが、それは普段から自分本位で物事を考えているからこそ、怒るとその本性が露わになるのです。
また、思い通りにならないと怒るタイプの人は、自分にとって都合のいいことばかりを選び、人の手柄を横取りしたり、自分のミスを言い訳でごまかしたりする傾向があります。こうした態度は、周囲の人に違和感を抱かせ、やがては信頼を失う原因になります。
怒る側は「自分は正当な理由で怒っている」と思っていても、怒られた側は「理不尽だ」と感じてしまうことも多いものです。理不尽な怒り方を続けていると、やがて相手は警戒し、関係に亀裂が生じてしまいます。怒ることで一瞬にして信用を失う可能性があることを、ぜひ意識していただきたいです。
上手な怒り方とは?
怒ること自体が悪いわけではありません。時には叱ることも必要ですが、その際に大切なのは「相手を思いやる気持ち」です。
怒る前に、まずは「なぜ相手がそのミスをしたのか?」を考え、冷静に話を聞くことが重要です。例えば、相手があなたのためを思ってした行動が裏目に出ただけかもしれません。その場合、一方的に責めてしまうと、相手には「自分の努力を否定された」という思いだけが残ります。
また、「怒る=否定」ではなく、「指導する」「理解を促す」という視点を持つことも大切です。
例えば、部活の厳しい指導を思い出してください。生徒から慕われる指導者は、理不尽に怒ることはしません。怒るべき場面を見極め、適切なタイミングで叱ります。一方で、理不尽な怒り方をする指導者は嫌われ、信頼を失ってしまいます。
仕事の場面でも同じです。部下が一生懸命仕上げた仕事に対して、些細なミスを責める上司は嫌われますが、遅刻や無断欠勤のような基本的なルール違反には、厳しく叱ることが必要です。相手を思いやる姿勢と、愛情を持った怒り方ができるかどうかが、人望につながるのです。
また、怒るときは「相手に逃げ道を作る」ことも大切です。論破しようと徹底的に責め立てると、相手は精神的に追い詰められ、逆に関係が悪化してしまいます。怒る時間もできるだけ短くし、必要なことを簡潔に伝えることを心がけましょう。
日常生活で意識すべきポイント
- 自分が怒られた時の気持ちを思い出し、逆の立場で考えてみる
- 自己中心的な考えを改める
- 失敗を他人のせいにするのではなく、自分の責任も考える
- 思いやりを持ち、相手の気持ちを尊重する
- 相手より上の立場に立とうとしない
- 相手の欠点ではなく、良い部分に目を向ける
- 感情的にならず、冷静に状況を見極める
- 一方的な怒り方をせず、歩み寄りながらコミュニケーションを取る
- ネチネチと長時間怒らない
まとめ
怒り方一つで、あなたの本性や性格が周囲に伝わります。どうせなら、怒り方を通して「信頼できる人」「尊敬できる人」と思われたいですよね。
もしこれまで感情的に怒ってしまった経験があるなら、ぜひ今日から意識を変えてみてください。相手に寄り添い、思いやりを持って接することで、より良い人間関係を築くことができます。
「あの人の怒り方は好き」と言われるような、信頼される人を目指して、自己成長に取り組んでいきましょう。
「以下のお酒編と怒り方編も、ご拝読下さい。」
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