4年間交際した元カノと復縁するための30代男性依頼者様の成功記録
第3話(稼働3回目)
出勤、出社時間及び滞在ポイントと接触ポイントの確認調査
前日の調査で対象者が翌日も朝から仕事だという情報を手にしているので依頼者さんとも昨夜のうちに作戦会議を行い連日稼動になるが本日も朝から自宅へ張り込み出勤ルートと2つある職場先のうちどちらのビルに入っていくのか割出す稼働内容だ。

「おはようございます。朝早くからご苦労様です。今日は出勤する時に何時頃自宅を出て出社までの流れを確認してきてもらいたい。途中の滞在ポイントも接触する時の有益な情報になる可能性があるので取りこぼさず情報を拾い集めてくるよう願います。依頼者さんからのリクエストで接触できるようであれば接触してほしいとの事です。」
現場の空気が悪くなる・・・。



「声かけて話す位は簡単な事ですけど、そんな雑なやり方じゃ先々の接触で躓きますよ。連絡先交換して次回また次回ってやり取りをするのが重要なのにね…依頼者さん工作のこと本当にわかってんすかっ。」



「ごもっともだよ。昨夜アドバイス時間で1時間話をしたんだけど、なかなかアドバイスを聞いてくれない人でね困ってる所なのよ。何とか精神的に落ち着いてもらって自己改善の方も前向きに頑張るって言ってくれているからね、モチベーションを上げるために良い報告が出来ればと思ってお願いした所です。」



「〇〇さん焦りは禁物ですよ。貴方だって調査・工作をやる時だってあるんだからその辺わかるはずでしょ。まぁ事情はわかりましたので、アタリをつけられそうなタイミングがあったら声かけてみますよ。そこは現場の判断でやらせてもらいます。」
このようなやり取りをした後、現場スタッフは稼動現場へと向かっていった。
7:00より稼働開始。初回の稼働で自宅周辺、バス停、出入口の数など把握出来ているので、それぞれの張込みポイントに別れて尾行の準備に入る。
動きがあったのは8:00過ぎであった。



「玄関扉開いて出てきたよ。尾行の準備ね。」
対象はその後、自宅前のバス停からバスに乗り最寄り駅へと向かって行く。その間も調査員は気づかれないよう尾行を続けている。



「この対象者いいわね!ずっとスマホで漫画読みながら歩いたり座ったりしてるから周りを警戒している感じがないよ」
そして駅でバスを降りて職場方面へ電車で向かう。乗り換えのためか途中駅で降りる。



「おいおい何処行くんだか・・・?
あっカフェに入って朝ごはん食べてるよ。もうすぐ出そうだから尾行に備えてね。俺も腹減ったなぁ美味そうだし!」



「オッケー任せておいて。コラ、集中しなさいっ。」
カフェを出ると対象者は開札をくぐり職場方面へ向かっていく。乗り換えが1回ある事がわかった。
声をかけようかと考えるも出勤途中で以外とバタバタと行動している対象者の行動を考慮して辛抱する。
その後職場近所のコンビニに寄って買い物をして9:20頃、依頼者さんからいただいた対象者情報通りの職場へ出勤して行く様子が確認出来た。昨日退勤時に出てきたビルと同じビルである。もうひとつのビルには何時行っているのであろうか?現場スタッフの中で謎が深まるが稼働終了時間まで張込み待機を行い、外勤活動も行っているのか?行動確認を継続する。



「出入口が2つだから別れて注視していれば取りこぼしはないけど、退勤狙いで稼働した時はどうするのよ?出退勤の時間はある程度絞りこめるけど、ビルまではね・・・。これはミーティングだね。稼働枠を広げないと難しいから依頼者さんにも相談しないと。」
調査員の言う通りである。内勤だと聞いているから情報通りのビルを見ていればいいのだが、前回の稼働で別のビルに立ち入った事があったのでどのビル・営業所から退勤するのか絞り込みが難しい所だ。
出勤してから対象者はビルから出て来なかったが、12:00過ぎにビルから出てきて1人職場近所の店でランチをしました。その後職場ビルへ入って行き稼働時間終了の13:00時を迎えこの日は稼働を終える形になりました。
帰社して担当者へ稼働内容を報告をする。



「朝早くからお疲れ様でした。通勤確認と状況の確認も細かくやってくれて助かりましたよ。ありがとうございます。
今日はアタリをつけなかったようだけど、この次の稼働で接触はいけそうかな?」



「朝はバタバタしている様子があるからNGですが、退勤時であれば応じてくれそうな雰囲気をもっている人ですよ。仕事帰りに対象から急いでいる雰囲気を感じていなければアタックしてみましょう。」



「現場の方も頑張るので、〇〇さんも自己改善のアドバイスを頑張ってレクチャーしてくださいね。依頼者さんの影響で稼働ストップにもなりかねませんので。」
全ての依頼者さんが素直であれば、どんなに幸せか。成人してから人の根本を変えるのは生半可な事ではない。対象者からの言葉でないと聞き入れる事が出来ないという依頼者さんも少なくはない。自分自身で別れた原因を考える事から逃げてしまうからである。今回の依頼者さんも同じようなタイプの方なので別れの原因を早く聞き出してくる事が直近の課題である。その為には対象者と関係を構築しなくてはならいなので、次回の稼働についての作戦会議が今日も深夜まで行われた。
収穫はあったが、課題も大いにある。こんな日にビールをなんて言うスタッフは誰もいなかった…。依頼成功のためにRGB恋愛応援団スタッフの飽くなき戦いは続く。


聞き込みと接触を今後どのような流れで進めて行くのであろうか?「えっまさかの身内から?」
※実話を基に物語として書きました。