RGBスタッフの熱血成功記

2023年5月23日

4年交際した元カノとの復縁　30代男性の成功記録

第5話　（稼働5回目）
対象に接触を行い工作員を選定するための調査

母親に接触工作の成功を収めた前回稼働であったが、今回5回目の稼働では対象に対して接触を行い、実際にどのような人当たりをする人物なのかアタリを付け工作員を選定するための調査を行う事となった。

（担当者）
「お疲れ様です。母親から対象に関しての情報を聞く事も出来たので、接触を行い工作の準備に入りましょう。
出勤時だと雑な対応しかされず、どんな人なのか分析出来ない可能性が高いので、退勤後時間のゆとりがありそうな場面で声をかけて接触をする流れで行きましょう。
臨機応変に対応をお願いします。」

スタッフから「了解っ」活気ある返事が響く！

2つのビルに出入りしている履歴があるので本来は2稼働分時間を使って12時間稼働した方が取りこぼしなく対象を確認する事が出来るのだが、依頼者さんが稼働を無駄にしたくないという事からお昼12：00から夕方18：00までの6時間を稼働する内容で稼働する事になりました。

（調査員）
「稼働の回数を無駄にしたくない気持ちはわかるけど、それこそ虫食いで対応したら空振る可能性は高いよぉ・・・。相手が警戒している場合は自重する他ないが、警戒理由がないのであれば稼働枠を増やしてやるべきなのに。
嫌な予感がするよ・・・。」

（担当者）
「俺もね、空振りほど虚しいものはないから依頼者さんに稼働枠を増やす事を強く提案したんだけど、大丈夫です何とかなりますよ的な感じで言われてね。成功する気ありますかって少し言い合いをしてしまうシーンもあって、俺が引いて今回の稼働内容になったんだよね。
これが空振りだったら、厳しく指摘するから。ストレスが半端じゃないよ・・・涙」

RGB～恋愛応援団

空振り保障とは？ | RGB～恋愛応援団対象者情報のプロファイリングを行い、社内・依頼者様とも会議、擦り合わせを行い、情報の収集や接触工作で結果に繋がる見込みが最も高い状況にフォーカスして稼働日程と計…

窓口である担当者も大変である。依頼者さんのケアをして要望も聞きながら復縁成功に向けた計画を立てなくてはならない。
あまりに無謀な依頼者さんの要望を聞きすぎると、調査員や工作員と乱闘になる事もある。スタッフ各々が結果を出す事を重視しているので熱い話になる事は頻繁である。

懸念点が多い中現場にスタッフが向かう。

12：00から毎回出社確認出来ているビルに張込みを行う。
昼休みの時間帯なのでランチタイムで対象がいつ出てきても動きを確認出来るように注視するも対象はビルからは出て来ない。

（調査員）
「出勤する時にコンビニで昼ゴハン買って行った可能性もあるし、別の営業所が入るビルに滞在している可能性あるよね。」

（調査員）
「前回職場を調査した時は昼休みにこのビルから出てきたんだけどね・・・。だから朝から稼働した方が良いって言ったのにっ。」

13：00になっても対象の動きはない。

14：00も15：00も16：00も対象はビルから出てこない。

退勤時間であろう時間になっても対象の動きはない。残業している事も鑑みて粘り強く張込み調査を継続する。ひたすら出入口の人の出入りを注視する。
空振りだけはどうしても避けたいとチーム全体は願うもこの日は18：00を迎えてしまったので稼働を終える事に・・・。

（調査員）
「あぁー本当に悔しいっ。6時間稼働して収穫ゼロは情けなさすぎる。」

（調査員）
「はぁ～ひとまず帰社して今日の報告と次回打合せをしますか・・・。」

収穫ゼロの状況で現場スタッフが帰社する。ここで担当者と現場スタッフの口論が起きる。

（担当者）
「今日もお疲れ様でした。空振りでしたか・・・。」

（調査員）
「空振りでしたかぁ？
だから最初から言ったじゃないか。どっちのビルに出入りしているか絞れないから朝から稼働するべきだって。」

その言葉を皮切りに口論はさらにエキサイトする。途中掴み合いになるが社長の仕切りでなんとか状況は沈静化する。担当者が現場スタッフに謝罪をして、次回稼働に対して前向きな話し合いが行われた。
今後職場を見て稼働する場合は朝自宅から尾行・張り込みをして退勤までの動きを見落とす事なく出来るように稼働枠を追加して行う事、稼働の延長が必要な時は時間延長をしてもらう旨を依頼者さんに理解してもらうように担当者が話をする事で纏まった。

この日担当者は依頼者さんに稼働報告を行う際、空振り報告と空振りになった経緯を話した。
確率を上げる為の稼働提案を何とかなるだろうの安易な考えで成果のない内容にされてしまった事や現場スタッフが今後同じような結果にしたくない事など伝えた。
すると依頼者さんから、「自己都合が強い考え方になってしまい申し訳なかったです。」と言葉があり、今後の稼働に対する提案も理解を示してくれる事になりました。

最初から提案通りに稼働していれば空振り稼働を減らす事が出来た可能性は高いが、そこは依頼者さんの理解度次第です。

今回、貴重な1稼働を空振りで消化してしまったRGBだが次回稼働はどのような展開になるのか？
成功のためにRGBスタッフの飽くなき戦いが続く。

残り稼働回数5回となったが成功に向けてどのような展開になっていくのか？