4年間交際した元カノと復縁するための30代男性依頼者様の成功記録
第7話(稼働7回目)
対象に接触を行い工作員を選定するための調査
早朝から昼までの稼動で対象の行動は確認ができている。今日これからの稼動は退勤までに対象は現在地から移動する事はあるのか?行動確認と退勤時に、腕っこきの工作員に接触をさせてどんな感じかアタリ付けて貰う。
声を掛けた際に雰囲気が良さそうであれば長時間話込んで貰っても良い流れで計画は立てている。
これは朝、調査員がバス停で確認した対象のコミュニケーション内容を担当者と工作員に伝えた事によって、このような計画の流れとなった。
本来アタリを付ける時は、調査員でも可能なのだが母親に接触を行った時の情報や今日の情報を基に腕っこきの工作員は準備しておいたのだ。

「今日は予想以上の結果をすっぱ抜ける予感がするよ!
楽観的に考えている訳ではなく、調査で集めてきた情報と照らし合わせると上手くハマりそうな気がするよ。」



「ハードルを上げないでくださいよ・・・。
どんなに経験を積んでもファーストコンタクトって半端じゃなく緊張するんですから。どんな感じで声をかけるかシナリオを考えましょう。」
現地に行く前に担当者と工作員の最終打合せが始まる。
現地スタッフは張込みを継続して対象の出入りを注視している。別営業所の入っているビルには何時移動するのであろうか?外勤で外に出る事はあるのか?調査は続く。
15時前には担当者と打合せを終えた工作員も現地入りした。前回対象が出てきた出入口付近で待機を行う。



「お疲れ様です。対象は職場で仕事中ですね。退勤予定時間までもう少しだから、いつでも対応出来る準備をしておきましょう。」
16時を過ぎた頃くらいから無線が騒がしくなった。動きがあったのは16:20頃だ。



「来た、来ましたよ。反対のそっちの出口に向かったので尾行よろしく。」



「えっどこ、こっち来たの~?」
女性工作員は一瞬見失ってしまうも、もう一人の調査員が対象をしっかりと捉えていた。



「大丈夫、俺、尾行出来てる。もうひとつの営業所が入るビル方向に向かって歩いてる。どっちか先回りしてスイッチ出来る準備をしておいて。」



「OK了解っ」
女性工作員が一瞬見失うシーンがあったので冷っとしたが、コンビネーションは健在であった。
対象は元のビルから徒歩5分圏内の営業所の入るビルに入る。前回と同じであれば20~30分で出てくる予想だ。
現場スタッフは無線を使って打合せをを行う。
過去の行動から、このビルから出てきた後は帰宅するか出かけるかという流れであった事から、業務報告に立ち寄って退勤している可能性が強いと睨み対象が、このビルから出てきて駅に向かうまでの間で接触するのがベストだという結論になった。
それぞれが持ち場について準備をする。
16:40頃対象はビルから出てきた。
調査員は尾行を行い工作員に先回りを指示する。工作員は先回りを行い対象を目視しながら接触に備える。



「次の信号待ち辺りで接触するから、あとの尾行やフォローはお願いね。」
工作員は担当者と作り上げたシナリオに沿って対象に声をかけた。調査員は周囲にて見守る。
声をかけられた対象は、少し警戒している様子が伺えたが工作員の巧みなトークによって直ぐ笑顔へと変わりました。立ち話をするだけで終わるかと思いきや二人は一緒に歩き始めたのである。



「おいおい凄いね・・・今日はアタリだけつけて終わりかと思ったら、上手い事仲良くなってるじゃん。」



「本当ですね。さすが腕っこきの工作員ですね。どこ向かってるんだろう?」
尾行を続けると二人は喫茶店に入る。レジ前で仲良く話している様子を見るとこれは長くなりそうな予感であった。
接触一発目で対象とお茶まで流れを持っていけるのはレアである!
工作員の力量が発揮された状況である。
1時間ちょっとした頃、対象と工作員が喫茶店から出てきた。2人は笑顔で挨拶して別れる。
稼動時間がまだ残っているので調査員は引き続き尾行調査を行う。
工作員から無線で連絡が入る。



「いやぁバッチリ聞きたい事が聞けたよぉ!
後ほど話すから、残りの稼動はよろしく。夜〇〇駅で友達と会うって話をしていたから、そこもすっぱ抜いてきてね。」



「了解っす!お見事でした。後ほど聞かせてください。」
工作員は早速担当者に報告しに会社へ戻る。担当者も依頼者さんも喜ぶ土産が満載であった!
尾行を続ける調査員の元に工作員から連絡が入る。
「対象からLINEがあって今日はまっすぐ帰宅するって。」という内容だ。リアルタイムで情報があると動きやすくて助かる。
情報通り職場最寄り駅から電車に乗り込み自宅最寄り駅に到着する。時刻は18:40。残業稼動かと思ったが、その後バスに乗り真っすぐ帰宅する所まで確認を行い稼動を終了とした。
長い一日だったが、とても内容の濃い稼働となってスタッフ一同、達成感を感じる一日となった。
帰社すると、担当者は満面の笑みで迎えてくれました。



「皆さん早朝より長時間、お疲れ様でした。ナイスなすっぱ抜きをありがとうございました!
工作員の〇〇さんから話を聞きましたが、素晴らしい内容でしたよ。一発でここまで聞き出してくるとは驚きばかりです。」
(別れの理由)まだ好きな気持ちはあるけどウザいポイントが変わらないと思ったから。
などなど対象が思っている不満だったり、まだ未練がある事など聞き出す事が出来た!これ以上はプライバシーの都合上書く事は出来ないが、成功に繋げるために役立つネタが満載だった。



「LINEも携帯のアドレスを両方交換してやり取りが出来ている状況だし次回食事の予定も組めています!」



「下準備は整いましたね。依頼者さんの自己改善も成果と効果が表れてきているので再会のタイミングも考えていきましょう。念のため母親にもう一回工作を仕掛けて心理誘導する事も考えているところです。」



押忍っ!了解ですっ
この後、担当者は今日の稼動報告を依頼者さんにすると予想以上に依頼者さんは喜んでくれました。喜ぶ依頼者さんに担当者は「ようやく下地が出来た状況なので喜ぶのはまだ早い、さらにお互い強力をして復縁成功に向けた対応が必要になってくる」など冷静に対応していく事の大切さを依頼者さんに理解してもらうようアドバイスを行った。
依頼成功のためにRGB恋愛応援団スタッフの飽くなき戦いは続く。


対象と繋がる事が出来たチームRGB恋愛応援団だが復縁工作の成功に向けて、更なる追い打ちをかけるたに母親に工作を行う計画を立てる。ワンちゃん繋がりで繋がった工作員は次回どのような展開になるのか・・・?
※実話を基に物語として書きました。