4年間交際した元カノと復縁するための30代男性依頼者様の成功記録
第8話(稼働8回目)
母親に接触を行い、対象に誘導をかける為の工作稼動
対象と繋がる事が出来た前回稼働。工作員は2週間後に対象と食事をするアポも取れている。
LINEのやり取りも継続が出来ているので、依頼者さんと復縁をさせるために更なる追い打ち工作が進められていく。
今回の稼動では母親に再度接触を行い、母親に工作をして対象に誘導をしてもらう狙いだ。
理由としては母親、対象の両社からお互いの話が常に出てくる事と、結婚寸前までいったが、行き違いで別れる事になった。
母親は依頼者(彼は)とても良い人だったから、勿体無い気もすると前回の工作で工作員に言っていたからである。

「母親と連絡先の交換はしていないけど、工作員が会えばまた犬の散歩を通じて接触して話が出来る状況という事なので、次の対象へ工作稼働までに母親にも心理誘導をかけたいと思います。」



「ほぼ毎日、夕方位に犬の散歩をしているって言っていましたから天候が悪くなければ会えるはずです。」



「前回、工作内容を見ていましたけど、かなり仲良く話していて母親も楽しそうにしていましたから、この稼動計画はアリだと思います。」
詰めの打合せが終わり、チームスタッフは対象の自宅へと向かっていった。
14:00少し早いがイレギュラーに備え早めに稼働を開始。それぞれの張込み場所に待機して工作に備える。
動きがあったのは16:30頃だ。調査員と工作員は無線で連絡を取り合う。



「玄関扉開いて、母親来たよ。ワンちゃんと〇〇さん準備よろしく。」



「了解!母親が通る広場辺りに待機してる。尾行しながら位置情報教えてね。」
双方連絡を取りながら接触を狙う。計画通り母親は工作員がいる方向へと歩いてきた。
タイミングを見計らい工作員は母親に声をかける。
「どーもこんにちは。」この挨拶を皮切りに母親と工作員の立ち話が始まった。2人とも楽しそうな雰囲気だ。
犬好きに悪い人はいないと言ったもんだが、まさにその光景を見ているようだ!
そして2人は母親が散歩で利用している散歩コースへと移動して行く。お互いの犬を気遣いながら2人は会話をしている様子だが、途中から母親は工作員との会話に夢中になっている状態になった!
話好きな人と1時間話す事が出来ると、かなり色々な事を知る事ができる。調査員は気づかれないよう工作員の接触を画像に収めながら尾行を継続する。





「こりゃあ今回もかなり良いお土産がありそうだよ!」
心を躍らせながら工作の終わりを待つ。散歩が終わった後も自宅敷地内にある広場で2人はベンチに座り話込んでいた。1時間20位経って母親と工作員は別れた。



「もう汗だくだよ。ワンちゃんもお疲れモードだね。
でも、その甲斐あって工作は上手くいったよ。娘に話してみようかなんて言ってたから!」
任務を終えたので現場を離れ急ぎ帰社する。
帰社して工作員と調査員が社内で稼働報告を行うと社内は盛り上がった。



「お疲れ様でした。今日も見事なすっぱ抜きをありがとうございます。いい流れで進んでいるので成功の二文字が見えてきましたよ!
狙い通り、対象と母親が思っている点は同じだったね。母親から対象に寄りを戻したら的な話があるはずだから、そうなったら対象も意識しだす可能性は高いからね。」



「1回目の接触の時は不満もあったけど、少し未練的な所もあったし、今回の工作で母親に心理誘導をしっかりかけたので母親が対象と話してみようかなんて言っていたから効果はあると思います。彼は良い人だったのよってずっと言っていたから。依頼者さんの自己改善って上手くいってますか?」



「皆さんのすっぱ抜きのお陰で、心から反省して別れの原因から自分に足らない部分、彼女が何を求めているのか、連日アドバイスする事でとても良く変わってきてます。
未練ある情報があるから、依頼者さんから対象にLINEを送らせてみますね。」
この日、依頼者さんへ稼働報告を行い今後の流れについてと自己改善のアドバイス、対象にLINEを送る旨を伝える。一旦依頼者さんにLINE内容を考えてもらい、送る前に添削を行う。
LINEの内容を考え彼女にLINEを送ると、久しぶりに返信がきたのである。喜びを抑えきれない依頼者さんに一喜一憂する事無く、ゆっくりラリーに繋げていく事の大切さを諭す。その都度メッセージ内容を確認すると良い感じの雰囲気であった。



喜ぶ依頼者さんに、気の緩みがミスに繋がるので冷静に対応するよう諭して感情を抑えるのは苦労しました。嬉しい気持ちはわかりますけどね。依頼者さんのメンタルをコントロールするのも仕事の一つなんです。
「今日は久しぶりに美味い酒が飲めそうだ!」依頼成功のためにRGB恋愛応援団スタッフの飽くなき戦いは続く。


対象と会食をする工作員。対象にどんな流れで復縁に向けた誘導を行うのか?
※実話を基に物語として書きました。