RGBスタッフの熱血成功記(シーズン3)第7話

RGBスタッフの熱血成功記(シーズン3)第7話
依頼者

20代女性 茨城県在住


元カレと今カノを別れさせて、元カレと復縁したい


成功の定義・・・一旦、元カレと今カノに接触して関係構築出来るのか判断したい


契約内容

内容
別れさせ工作・復縁工作
契約消費期間:6カ月
オプション
工作員増員1名(1名22000円)
154000円(税別)
着手金/成功報酬
7回パックプラン契約560000円(税別)
300000円(税別)

第7話 (稼働7回目)
勤務先での接触及び退勤時の接触

ガードの固い元カレ(対象A)からようやく職場に内緒で飲みに行っても良いと承諾を得る事が出来た前回稼働。工作員Aと対象AはInstagramで繋がっている事から、互いのストーリーなどに「いいね」を付けたり、DMでコメントを送りあうような関係になっていった。

担当者と依頼者さんの方で会議、擦り合わせも行いながら並行して工作員Aは元カレ(対象A)とInstagramのDMで買い物を終えた後に会食が出来る日の擦り合わせを行った。そして対象Aの都合が合う日が決まり、担当者に日時を告げ依頼者さんと擦り合わせをして貰い稼働日が決定したのであった。

この日工作員Aは1名単独で行く形を取ったので、面が割れていない調査員を用意して準備をしました。稼働直前に調査員と打合せを行い、「俺と離れた所か近くにいても話しかけない事、証拠保全に集中して欲しい。」と工作員Aは調査員にお願いして元カレ(対象A)のショップへと入っていった。

入店すると工作員Aは、まずレジの近くに居た店長に挨拶をして今日も元カレ(対象A)にお世話になる事を告げた。その他の女性スタッフにも愛想良く話をし挨拶をしながら、元カレ(対象A)にコーディネートをして貰いました。この日先輩スタッフKさんの姿はなく確認すると今日は休みという事が分かった。工作員Aは心の中で、「やったぁ!おそらく元カレ(対象A)が単独で来るぞっ。」と喜びの声をあげました。
買い物を終え店を後にした工作員Aのスマホへ元カレ(対象A)からDMが届いた。1時間後に仕事が終わるので予め決めておいた元カレ(対象A)の行きつけの飲食店で待ち合わせをする事になった。工作員Aも日頃から会食を行う機会が多い事からグルメで良い店を沢山知っているが、元カレ(対象A)の行きつけの店も事前に調べた所なかなかセンスの良い感じの店であった。「ファッションセンスの良い人は、やっぱり食事のセンスも良いものなんだなぁ。」と感心するばかりだった。

ショップでの接触を終えショップから遠く離れた場所で調査員と合流して撮影の出来映えなどを確認する。この後の会食の席での最終確認も行う。工作員Aは調査員に、対象Aから色々と聞き出したい事が多いから撮影まで対応する余裕が無いと思うから、一緒に会食をして話している風景を画像に納めて欲しいと頼んだのだった。

調査員
「Aさん、任せて下さい。僕が責任もって画像は納めますから、何も気にせず時間の許す限り元カレ(対象A)と向き合ってください。」

工作員A
「頼もしいね。頼れる人がいるって事が安心に繋がって集中した良い工作になるから、君も覚えておくようにね。」

2人は打合せを終え元カレ(対象A)と合流10分前に飲食店へと向かい入店した。工作員Aが見える席に調査員は単独で飲んでいる客のフリをして潜入。少しすると元カレ(対象A)が到着しました。工作員Aに挨拶をして席に着く。まずはお互いビールで喉を潤す。元カレ(対象A)も工作員Aもとても良い飲みっぷりでビールを平らげハイボールにチェンジをした。

フードも揃い2人とも落ち着いた頃合いで工作員Aは自分の恋愛話をしだした。これまでの人生でどんな出会いをしてきて、どんなタイプの人と付き合ってきたか?このような話から今付き合っている女性が元カレ(対象A)の元カノ・依頼者さんに似ているタイプという事をイメージし易いように話をした。

工作員Aは元カレ(対象A)に、「〇〇君はどんな恋愛してきたぁ?」とバトンをタッチすると元カレ(対象A)もこれまでの恋愛遍歴を話し出した。以外と交際人数は少なく依頼者さんとの交際が一番長かった事が分かった。自分の経験も時折差し込みながら元カレ(対象A)に依頼者さんの事も深掘りすると、同棲していた事、面倒見が良くしっかりした女性だったポジティブな内容だった。「そんな出来た女性と、どうして別れたの?」と聞くと、寂しがり屋でとにかく束縛がきつかったのと、お金の価値観が合わなかったという事が分かった。深掘りをしていくと、元カレ(対象A)は仕事柄お洒落や趣味にお金を遣う事が多かったが、依頼者さんは質素倹約家で無駄遣いを嫌うタイプで、それが原因で良く喧嘩になっていた。だんだん耐えられなくなってきて結婚も考えた時期はあったが、別れてしまったという内容だった。ただ依頼者さんに関して、とてもリスペクトはしていしる感謝もしている。

このような話を聞いた工作員Aは、元カレ(対象A)に「奥さんにするんなら元カノみたいな女性が一番だよ。自分の周りの友人も年を重ねて、しっかり者の彼女や奥さんを選ぶように変わってるよ。」と伝えた。
すると元カレ(対象A)から、「実は別れた後に新しい彼女が出来て、今は幸せなんですよ。」と言葉が返ってきた。どんなタイプの人か聞くと同じ会社で働いている今カノ(対象B)の存在が出てきた。今カノは依頼者さんとは真逆のタイプで貯金などは決して出来ないタイプだが、一緒にいて楽しいと話していた。不安は部分はモテるタイプの女性なので、色々な男が寄ってくるという事だった。浮気はされていないし、するような人ではないから安心はしているつもりだけど、内心は不安だという事も聞き出せた。
浮気をされたらどうするか聞いたら、「それは無いと思いますよ。けど、もしそんな事があったら別れますね。」とポジティブな情報も得る事が出来た。

3時間位しっかりと飲みながら色々な話をして元カレ(対象A)の帰宅しなくてはならない時間がきたので、会計を済まして解散した。解散する直前に「また、ちょくちょく飲んで語ろう。」とアポも取る事は出来た。

稼動を終え担当者に報告をする。調査員が撮影した画像状態も確認を行い、会食で聞き出した事も報告すると担当者から労いの言葉を貰う事が出来た。
工作員Aは、接触出来る状態になっている事と、元カレ(対象A)が依頼者さんにポジティブな印象も残っていて、今カノ(対象B)が浮気した状況を押さえればチャンスがあるという事を伝え、依頼者さんに可能性があるという事を伝えて欲しいと担当者にお願いをした。

依頼者さんに報告を行い今後どうするか?確認を行うと、「私が確認したい所まで対応してくれてありがとうございました。別れの理由も聞けて感謝しています。ショックも大きいのです。」と落ち込む場面もあった。

ただ依頼者さんは満足しているようで、ちゃんと稼働をしてくれた事。接触も工作もした事実を画像付きで報告があり、本心も聞き出してくれる。工作をちゃんとやってくれる会社だという事が分かったので、お金の事も考えて一旦ストップして欲しいという事になり、本件はここで一旦終わる形になりました。

様々な出会いと別れが交差する中で今日も、また新たな依頼相談が届く。「RGBの飽くなき戦いは続いていくのであった。」

RGBスタッフの熱血成功記(シーズン3)完結

※実話を基に物語として書きました。

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