RGBスタッフの熱血成功記(シーズン3)第6話

RGBスタッフの熱血成功記(シーズン3)第6話
依頼者

20代女性 茨城県在住


元カレと今カノを別れさせて、元カレと復縁したい


成功の定義・・・一旦、元カレと今カノに接触して関係構築出来るのか判断したい


契約内容

内容
別れさせ工作・復縁工作
契約消費期間:6カ月
オプション
工作員増員1名(1名22000円)
154000円(税別)
着手金/成功報酬
7回パックプラン契約560000円(税別)
300000円(税別)

第6話 (稼働6回目)
勤務先での接触及び退勤時の接触

前回の稼働で今カノ(対象B)と接触をしてお茶をする事は出来た。ただお酒を飲みかわし腹を割ってコミュニケーションを取るよう感じにはならなかったので、認知度は深める事にはつながったけれども心理誘導を与える状況には至らなかった…。対象Bは退勤時にお酒を飲んで帰る情報なども無い事から、ここは元カレ(対象A)の方に接触を絞り進めていく流れになった。

担当者
「店内でプライベートの会話を嫌がっているんだったら、対象Aの顔を立てるのにいつものように工作員Aに調査員と一緒に適度に買い物をして貰い、その時に店長や他スタッフにもコミュニケーションを取り工作員Aに対して、より工作員Aが紳士で良い客という印象を与える流れで、対象Aの退勤時に接触をして会食に繋がるようなアプローチをかけていこう。残っている稼動回数が2回だ。難しい案件だけど、依頼者さんが求めている結果に繋がるように最善を尽くすようお願いします。」

工作員A
「分かりました。今日はスタッフの皆さんが休憩中に食べる事が出来るお菓子でも手土産で持ってきますよ。勿論、僕の実費で!」

担当者調査員
「流石、気が利くね。ありがとうございます。」

余談になるが、RGBのスタッフや担当者は依頼を成功させる為に実費で手土産を持参したり、依頼者さんの自己改善のサポートで会食をして、ケアやアドバイスをしたりしているスタッフが多く存在する。この辺りが成功に繋がる要因にも繋がっているのです。

工作員Aと調査員は現地ショップに行く前に、男性・女性に人気のあるトレンドのお菓子を手土産に選ぶ購入してショップへと向かいました。いつもと同じように元カレ(対象A)にDMを送って出勤確認と来店時間を告げておいた。前にコーディネートをして貰った服を来て入店すると、さっそく対象Aが近寄って来たので2人は挨拶をしながら対象Aに「いつも〇〇君と皆さんにお世話になっているから、お礼を込めて差し入れを持ってきたので店長に渡して皆さんで食べて下さい。」と手土産を渡した。
工作員Aは社内では気前の良い人間で有名なのです。この手土産もかなりの量で渡していました。するとレジの方から店長が現れ工作員Aへ丁寧にお礼がありました。工作員Aは「今日も〇〇君にコーディネートをして貰いにきたので、お騒がせします💦」と店長に断わりを入れて元カレ(対象A)が対応し易い環境を作りました。

服を選んでいる時に、ファッションを軸にした会話や時事ネタなど、対象者Aとの会話は以前と比べると断然出来るようになっている事を感じるし、調査員から見ても元カレ(対象A)は工作員Aに心を開いている様子が目に見えるように感じ取られた。買い物を終えて元カレ(対象A)や店長、他スタッフにも挨拶をして店を後にした。
4話の路上飲みでも登場した先輩スタッフのKさんとも、この日は色々と話す事が出来た。

スタッフ用の出入口の場所で張込みに切り替え調査員と打合せをを行う。駅から近い場所なので、元カレ(対象A)が退勤を迎えて駅に向かった場合はどうするか?と議論を重ねると、退勤時に真っすぐ帰宅をしたい時に誘ったとしても断られるのがオチだという事になり駅の改札に向かった場合は飲みの誘いは止めておこうという話になった。電車の中で接触をして話をするのはどうかという案も出たが、今の関係性でその選択肢を取るのは勿体ないという事になり、元カレ(対象A)が退勤時に立ち寄ったポイントで接触するという事で話は纏まった。担当者、依頼者さんの承認も得る事が出来た。

早番や遅番によって退勤時間が大きく変わるので余剰時間を取って張込みは行っている。ある程度のタイミングで動きがあっても対応出来るように考えて対応はしているのです。
張込みをしてから90分程した頃合いに元カレ(対象A)の姿を確認する事が出来た。

調査員
「あちゃ~また先輩スタッフのKさんも一緒だよ・・・」
工作員A
「単独が良かったなぁ💦まぁ2人一緒って事は、また路上飲みの可能性があるよ。」

思う所は色々とあったが、尾行をして2人の行動を追っていく。すると、いつものコンビニに入りコンビニの前で路上飲みを始めたのであった。

2人とも片手に1缶しか持っていなかった。少しした頃合いで工作員Aは元カレ(対象A)と先輩スタッフKさんに接触を行った。今日は軽く飲みに誘う為にお酒は持たず、たまたま通りかかった設定で話をかけ、言葉巧みに夕食を食べていない事や日頃のお礼を伝えると、元カレ(対象A)や先輩スタッフKさんもお礼を述べてきて、この流れで少しだけ飲みに行く流れになりました。

時間にして1時間位、近所の昭和レトロ感のある小料理屋に入り調査員も合わせ4人で会食をしました。先輩スタッフKさんもいたので、恋愛に触れたトークは控える事に。しかし、短い時間であったが生い立ち話しや、学生時代の事、家族についての事などお互いに話をしてより距離感が近くなったように感じられた。お店の客とプライベートの付き合いは禁じられている事と、店内での接し方も色々とうるさい会社だという事も聞き出す事が出来て理解ができた。

これまでに接触をして元カレ(対象A)と距離を詰めてきた工作員Aは、それらの事情を考慮した上で友人として飲みに行ってくれないか?タイミングを見て切り出すと…。元カレ(対象A)から「分かりました。予定が合えばOKです。店には内緒でお願いしますよ。」とアポを取る事に成功した。こうして、また買い物に行く事、今後もコーディネートをお願いする話をして今日の会食は終わりを迎えました。

この事を担当者に報告すると、凄く喜んでくれて直ぐに依頼者さんに報告すると電話を切られてしまいました。

工作員A
「僕も担当者の経験があるけど、担当者のプレッシャーは半端じゃないからね。結果を残す為に常に色々な角度から依頼の事を考えて、依頼者さんにプレッシャーもかけられる・・・。強いメンタルと責任感の強いタイプでないと担当者は出来ないよ。同じ経験があるからこそ喜ぶ理由も人の倍分かります。」

今回の成功の定義が、対象者と接触を果たし関係の構築に繋げられるかどうか?という内容だが、形にはなっていると思います。残り1回稼動が残っているので、元カレ(対象A)と会食のアポを取り依頼者さんとの事についての話を引き出す事を目標に次の稼働も頑張って参ります。

「RGBの飽くなき戦いは続いていくのであった。」

次回予告

「ようやくプライベート会食が出来ました。」

※実話を基に物語として書きました。

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